プロテクションフィルムとは

プロテクションフィルムとは、透明度が高く、厚みがあり、柔軟性もあるポリウレタン製のフィルムです。

カーコティングのように塗り込んで保護するのではなく、プロテクションフィルムを貼ることにより塗装を保護します。

保護能力は、カーコーティングの比ではなく、鳥フンや黄砂などを完全にブロックし、飛び石の傷まで防げるほどです。

プロテクションフィルムの厚みは、大半のメーカーで、フィルム本体が150μ・糊50μで計200μの厚みとなります。

150μという厚みがどれくらいか分かりにくいかと思いますが、サランラップが約10μですので、フィルム単体でも15倍の厚み、糊まで入れると実に20倍もの厚みとなりますので、その保護能力の高さは容易に想像できますね

プロテクションフィルムはすでに純正でも使われており、フェラーリは前後タイヤの後ろのアーチ部分に貼ってありますし、ポルシェはリアフェンダーに、国産でもリアタイヤの前辺りにプロテクションフィルムがよく貼ってあります。

プロテクションフィルムは、塗装を守る最強のアイテムと言っていいでしょう。

プロテクションフィルムとMizzの歴史

プロテクションフィルムは、元々はレースの世界で使われており、一般車に使えるような製品ではありませんでした。

ですが、15年ほど前にLLumar(ルーマー)プロテクションフィルムが、一般車両に使えるような商品として使われるようになりました。
プロテクションフィルム第一人者の師匠様に言わせますと、当時まだまだ日本で使えるようなレベルではなかったとのことです。

10年ほど前に今の日本国内のベンチマークともいえるXPEL(エクスペル)プロテクションフィルムが、使われるようになり
ようやく、一般車への施工でもきれいに仕上がるようになったとのことです。

当時のXPELプロテクションフィルムは、プレミアムと言うグレードが最高グレードでしたが、当時のフィルムは耐候性がまだまだで、
テスト車両では、劣化が激しく、それでも今と同様、高額な材料費であったので、常に箱の中で保管されているようなスーパーカー向けの商品でした。

それからバージョンアップを繰り返し、他のメーカーも追従するようにより高性能なプロテクションフィルムを開発し、ここ数年では屋外でも2~3年の耐候性は持つようになり、より身近な保護になってきました。

MizzではこのXPELプロテクションフィルム日本上陸と同時期にプロテクションフィルムの施工を開始しており、
10年以上(2020年時点)という長い施工経験と、日本トップクラスの先輩方との施工を繰り返すことにより、
お客様に満足いただける施工技術に成長させていただき、今日に至っております。

プロテクションフィルムの特徴

保護効果No1!

「保護」というとガラスコーティングのイメージがあるかと思いますが、飛び石やイタズラによる傷などはコーティングでは防げません。
柔軟性があり、厚みもかなりありますので、傷に強いのは当たり前、最近では紫外線も90%以上カットしますので、紫外線による色あせやヘッドライトの黄ばみ防止にも効果を発揮します。 現在ではプロテクションフィルムが、最強の保護であることは間違いありません

プロテクションフィルムの写真

見た目では分からない仕上がり

透明で柔軟性があるフィルムなので凹凸・曲面もきれいに貼ることが可能です。 従来のフィルムは貼ってあるのが分かりやすいものでしたが、 現在では見た目では分からない仕上がりになります。 ただし、施工技術が無ければ、きれいに貼ることも、貼ってあることが分からないような仕上がりにもなりません

施工前施工後の写真

剥がせます

プロテクションフィルムは長期にわたり、硬化しにくく、きれいにはがせる性能を持っておりますが、耐久性は2〜3年程度が基本とお考えください。 フィルムが傷だらけになってしまっても、2~3年の間であれば、きれいに剥がすことができ、その下からは艶々できれいな塗装面が現れます。定期的に貼り替えを行えば、塗装へのダメージはほとんどなく、リセールバリュー(再販価格)も通常よりも上がります。 ただし、スーパーカーや一部塗装の密着が新車の時点で弱いお車もあり、塗装の剥がれてしまうことがあるのも事実です。が、基本的には塗装の剥がれるようなことはありません。心配な場合は現車の確認をさせていただきますので、安心してご依頼ください。

施工中の写真