ヘッドライトのスチーマー系リペアから2年すると酷かった(T_T)

2年以上前にヘッドライトリペアを行なった当社デモカーの結果が出たので次なる検証へ

ヘッドライトのスチーマー系リペアのその後

ヘッドライトのスチーマー系リペアが大流行する兆しの出た頃にテスト施工をした当社のデモカーですが、途中経過をアップする前に結論になってしまい申し訳ありません🙇‍♂️

今回、スチーマー系リペアの検証とともになぜプロテクションフィルムをオススメするのか?もご説明させていただきます

前回のリペアですが、「ドリームコート」で最終リペアをさせていただきました。

左右で下地処理に‘違いを出し、どのような結果が出るかを検証しております。

2年前の記事がこちら👇

ヘッドライトリペアは下地作りが超大事

結果から言いますと、予想通りで、ヘッドライトリペアはしっかりと下地を作らないと効果がないことが分かりました。

なぜ下地をしっかりと作らないといけないかですが、ヘッドライトを見れば一目瞭然。

もし、リペア剤にしっかりとした効果が出るのであれば、両方の黄ばみのスピードはここまで変わらないと思います。

黄ばみの出てしまったヘッドライトですが、軽く研磨と言っても600番以上のペーパーがけをしました。

クラックがヘッドライト一面にありましたが、深いクラックは追わず、黄ばみを削り落とす+αくらいの研磨を行っております。

スチーマー系のヘッドライトリペアで失敗する?

そして、スチーマー系ヘッドライトリペアである「ドリームコート」で仕上げました。
スチーマー系ヘッドライトリペアは表面を溶かしますので、クラックも施工直後は薄くなったのを覚えております。

「これなら酷くなったヘッドライトも…」と思いましたが。10日程すると再びクラックが見え始め、1年位すると再び黄ばみ始めました😓

よく「スチーマー系で、ヘッドライトにクラックが入る」というのを見ますが、実際にはそのようなことはなく、研磨不足と施工方法により、残っていたクラックに溶剤が反応しクラックが目立ってくるだけではないかと思われます。

これも時間をおいてしっかりとした検証の結果、そう結論づけております。

透明な方のヘッドライトは、かなり荒いペーパーがけを行っており、普通に考えるとレンズに穴が空いてしまうのでは?くらい粗い番手から徐々に細かくしてヘッドライト全体を磨いております。

この車両は、ヘッドライト搭載状態で研磨しておりますので、研磨に甘い部分があり、近くへ寄るとクラックが再び出ている箇所もあります。

ですが、全体には透明感があって、きれいなヘッドライトに見えます。

つまり、しっかりと研磨すれば、2年以上透明な状態を保つことが出来る。というのがMizzの導き出した結果です。

さらに言えば、ポリッシャーで磨こうがスチーマーで系で修復しようが、下地をしっかりと作ったかどうかで、透明でいられる年数が決まります。

ただし、仕上がった際でくらべれば、やはりスチーマーのほうが透明度は高くなります。

Mizzでは、しっかりと検証を行い、何がお客様にとって1番なのかを出来る限り追求しております。
もちろん全ての事がテストできている訳ではありません。
それでも出来ることはやっております。

今回のデモカーは、カーラッピングでも何年もの間テスト車両として使っておりました(過去2回のフルラップでマットブラックからイエローに変更😅)が、2年ほど前にヘッドライトのテスト車両としてもスタートいたしました。

現在Mizzがヘッドライトのリペア・保護としてお勧めしているのが、プロテクションフィルムです。

では、なぜMizzではプロテクションフィルムを薦めるのか?

ヘッドライトプロテクションフィルムのススメ

一年ほど前に、当社の代車にヘッドライトプロテクションフィルムを施工しました。

すでに黄ばみが進行し始めておりヘッドライト全体が白くなっていたのですが、ポリッシャーで磨き艶を出してプロテクションフィルムを施工しました。
クラックは、見えてしまいますし、少し進行しているようにも見えますが、未だに透明で黄ばみの傾向はありません。

これでお分かりでしょうか?

同じ1年でリペア(スチーマー)では黄ばみ、プロテクションフィルムでは黄ばみが出ていない。

ただし、リペアの場合に、リペア後、何らかのコーティングをした場合、もう少し長く黄ばみを抑えられていた可能性はあります。
ですが、今現在のヘッドライトレンズ素材がポリカーボネートである以上紫外線による影響が一番大きいのは確かです。

そして、ヘッドライトコーティングで紫外線カット率をしっかりと明記しているものは殆どありません。
また、コーティングの薄い被膜で、実際にコーティングしたヘッドライト上でどれだけの紫外線カットが出来ているか疑問です。

そこへいくと、プロテクションフィルムは、紫外線を90%以上カットを明記しているものが多く、目に見えてコーティングよりは分厚いです。

車検から車検の間の新車3年とそこからの2年間の間、間違いなく透明に保てくれる性能をここ数年で確認しています。

なので、Mizzのヘッドライトプロテクションフィルムには「 透明維持保証制度」を設けておりますし、黄ばまない自信があります。

さらなるテスト「ヘッドライトプロテクションフィルム」で黄ばまない???

そして今回は、このヘッドライトで今度はプロテクションフィルムのテストをします。
現状のヘッドライトにプロテクションフィルムを施工してどこまで透明性を保てるか?
ということで、今回は艶出し磨きのみでヘッドライトプロテクションフィルムを施工します。

まずはクリーニングでどれくらい劣化しているのか?

黄ばみの出てしまっているヘッドライトは表面がざらついてしまっている状況で、クリーニングしてみると見事に黄ばみが取れてきます。

黄ばみのクリーニング後は少し曇ってしまいましたが、この後磨いて艶出しします。

左のヘッドライトは、右と比べると、遥かに黄ばみは少なく、劣化の進行が遅い状態であるのが分かります。

ヘッドライトクリーニング後に比べてみると、まるっきり違います。

下処理をしっかりと行った方は、艶感をある程度保っています。

ヘッドライトクリーニング後、軽く磨きを入れて艶感を出してみました。

左右にまだ差がありますが、黄ばみはかなり分かりづらくなりました。

本来であれば、ここからさらに研磨しクラックが無くなるまで削り込むのですが、劣化の進んでいる状況のほうがより結果が出やすいので、クラックはそのままに黄ばみの進行具合を検証いたします。

ヘッドライトプロテクションフィルム施工

そこまで複雑な形状ではありませんので、ヘッドライトの型取りをした上で、プロテクションフィルムを施工いたします。

さらに今回は、当社の最強コーティングである、「PCF(貼るコーティング)」にてプロテクションフィルムを施工しております。

PCF(ペイントコーティングフィルム)は、プロテクションフィルムよりも薄くなっており、ヘッドライトに黄ばみが出るとすれば、早い段階で結果が出ると同時に、「貼るコーティング」で結果が出た場合、通常のプロテクションフィルムの場合は、さらに良い結果となります。

PCF(ペイントコーティングフィルム)貼るコーティングについて詳しくはこちら

クラック除去してある左ヘッドライトがきれいなのは当たり前ですが、磨いてヘッドライトプロテクションフィルム施工した右ヘッドライトもそれなりにきれいに見えます。

ヘッドライトプロテクションフィルムテスト開始!!

すでにテストは何度かしているのですが、今回は劣化したままのヘッドライトに施工した場合、どれくらい黄ばみを防ぐことが出来るのかのテストになります。

これからも出来るテストはしていきますので、乞うご期待!!

作業中で電話に出られないことも多くありますので、LINEでの問い合わせをお願いしております。